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リサイクル食器・備前焼写し

リサイクル食器・備前焼写し(備前土の資源保護)

リサイクル食器・備前焼写しの概要

備前焼は中世から続く6産地(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の一つです。千年にわたり、各産地で育まれてきた技術や文化を見つめ直し俯瞰した視点であらためて「六古窯」の魅力を掘り下げ、過年には六古窯日本遺産活用協議会を発足しています。

備前焼産地の事業承継者は、戦後工業化した有田焼や美濃焼と違い、文化財保護の観点から、近年、資源保護に目を向け廃棄される「備前焼の欠けのみ」(年間10トン)を回収しリサイクル食器づくりを考案し事業化、岡山県庁の産地育成支援を得たことで県民に陶芸文化の保護活動が浸透し始めています。

美濃焼産地のエコマーク食器(学校給食用食器含む)は、市場から「使用済み陶磁器くず」を回収し配合率15%以上で商品化していていますが、このリサイクル食器は陶芸文化(火だすきを代表とする風合いを保つ)の観点から「備前土の陶磁器くず」しか活用できません。美濃焼と異なり、製造方法が異なる備前焼のリサイクル食器は、工業化するために配合率35%で商品化しています。

ホテル市場開拓で事業連携

おぎそは20年前、全国学校給食用磁器製食器をエコマーク化し第3回ものづくり日本大賞優秀賞を受賞、広域認定事業へと繋いだ経緯から、備前焼窯元と事業連携しホテル市場を調査、インバウンド人口3,000万人に対し「日本文化を醸し出す備前写しのリサイクル食器」を配合率35%で商品化(裏印おぎそ)しました。